歯周病

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歯周病のサイン、見過ごしてはいけません

歯周病のサイン、見過ごしてはいけません

歯みがきをすると歯ぐきから血が出る。

その症状、「たまにのことだから」と、そのままにしていてはいけません。歯みがき時の出血は歯周病の代表的なサイン。このサインを見過ごさずに異変に気づき、きちんと検査を受けるかどうかで、歯周病にかかっていた場合の治療の負担(歯肉の切開をともなうかどうかなど)が変わってきます。

こんな症状があったら要注意

 歯をみがくと出血する
 口臭が気になる
 朝起きたときに口の中がネバネバしている
 歯ぐきが赤く腫れている
 歯ぐきから膿が出る
 歯が浮いたような感じがする

歯周病は気づきにくい病気なので、上記のような症状があらわれたときには、すでにだいぶ進行しているおそれがあります。そのままにしていると歯を支えるあごの骨が溶け、歯が抜け落ちてしまうこともあります。歯周病は感染する方がとても多い病気。「自分は大丈夫」と過信せずに、できるだけ早く当院へご相談ください。

歯周病治療は早めが肝心です

歯周病は歯垢や歯石に潜む「歯周病菌」が、歯ぐきや歯を支えるあごの骨などの歯周組織を冒していく病気。初期の段階であれば歯垢や歯石を除去するだけで済むのですが、進行するにつれて歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)が深くなり、そこに歯垢や歯石がたまるため、除去が困難になっていきます。

重度になると歯ぐきを切開して歯垢や歯石を除去しなくてはいけませんので、できるだけ早めの治療が大切。まずは歯周病検査をお受けください。

なかた歯科の歯周病対策

4つの歯周病検査

細菌検査ポケット検査
位相差顕微鏡という顕微鏡を用いて、お口のなかに歯周病菌がどれくらい潜んでいるかを検査します。歯周ポケットの深さは歯周病の進行のひとつの目安。プローブという器具を使って深さを測ります。
歯の動揺度の検査レントゲン検査
歯周組織が冒されていくにつれて、歯はグラグラします。この揺れの具合を確認します。レントゲン写真であごの骨が溶かされているかを確認します。

歯周病治療例

歯周ポケット掻爬(そうは)術比較的軽度の歯周病に行う治療です。麻酔をして歯周ポケットにたまった歯垢や歯石、歯周病菌に冒された部分の歯肉を除去します。術後、歯周ポケットの深さは徐々に正常に戻り、歯肉もキレイに回復します。
フラップ手術重度の歯周病に適用される治療です。麻酔をして歯肉を切開し、歯の根を露出させて歯垢や歯石を除去。あわせて炎症を起こしている箇所を切除します。最後に歯肉を縫い合わせて完了です。